海の公園でアマモの刈り取りを行いました。と聞くとびっくりする方も多いと思います。
海の公園ではアマモの移植を続けていますが、すさまじく拡がっています。
夏休みに海水浴場として海開きがありますが、緊急用の船舶の出入り箇所のみ、刈り取ることになったわけです。刈り取った場所がどのように回復していくのかも興味のあるところです。
赤潮ぎみで透明度が悪かったため、こんな写真ですが、アマモ場のある干潟では、海底から30cmぐらいは透視度も高く、抜けて見えます。ところが魚たちは、その境界面付近をうまく出入りしているので、撮影は難しくなります。しばらく前に神奈川県がマコガレイの池魚を放流しているのですが、見つけ切りませんでした。そのかわり、30cmサイズのマコガレイを数枚、見かけました。成長しているんですね。
アマモ場で網を引くと、膨大な量の魚たちが隠れているのが分かります。神奈川県水産技術センターの工藤さんが定量評価しています。今回はたくさんのニクハゼに驚かされました。佃煮になりそうなほどです。
平成19年度の最初にアマモの学習会を行いました。いろいろな小学校から60人以上の参加者があり、楽しくアマモを学びながら1日を過ごせました。この日は、アマモンのテーマ曲「アマモンサンバ」も披露されました。
魚の写真があまりなくてごめんなさい。
神奈川県がカレイの稚魚を放流したのですが、まだ留まってくれているようです。
また、放流サイズではない少し大きめのカレイの稚魚も見かけました。諏訪部さんは映像にとっています。
引き網調査では、膨大な量のヒメイカが見られましたし、ヨウジウオの稚魚と思われるものも多数みつかりました。メバルもいいサイズがいますし、アイナメもいいサイズがいます。
海もきれいだったし、最高でした。今月からドライスーツからウェットスーツに衣替えをしました。
タチアマモの群落も拡大しています。手前のアマモと比較すると大きさがわかりますよね。
このタチアマモですが、野島海岸のちょうど中央部で他のタチアマモよりは比較的岸に近い場所にあります。中央部は、弓なりに砂浜がなっているために、近いところが深いんですね。ちょうどこの岸側の護岸が被災してくずれた場所です。砂の侵食も心配で、少し砂を足したほうが良いような気もするのですが・・・・。
ちょっとかわいいアマモを見つけました。トリガイの貝殻にポット苗のように生えているアマモです。こういう状態ですと地下茎が伸びづらいために、広がらないので不思議だったのですが、ヒゲ根だけ貝殻の外に伸ばしてました。
3月4日野島のアマモ場のモニタリングを行いましたが、タイラギが見つかりました。写真は東京久栄の増本さんの撮影です。先月も見つかりましたが、泳いでいる範囲内だけでも2箇所です。タチアマモの群落も増えてきていますが、だんだん良くなってきているのがわかります。
今月は花枝が伸び始めていました。後2ヶ月もすると花が咲きます。海の中も例年より早いようです。網を引いているチームも、稚魚ですが、ギンポやメバル、アイナメなど出現する生物がすっかり春の様相だと言っていました。ヒメイカがたいへん多くなってきたのが特徴です。
以前、船の科学館へ行ったときにアマモ場の模式図があり、ヒメイカの絵が描いてありました。アマモを植え始めた頃、そんなイカも見てみたいとは思っていたのですが、ある意味感慨深いものがあります。
様々なセクターが協力して行うアマモ場再生の話を聞きにきました。
国帰ってやってみたいという話もしていました。
アマモ場に魚たちが集まるようになったという映像を持ち帰りました。
他の魚たちは、水温が下がって深みへいってしまったのだと思いますが、ウミタナゴだけは、がんばって残っています。いついちゃったのかなあ。
もうすぐマコガレイも見られる季節です。明日は野島ですが、見られるのが楽しみです。
港区お台場になる児童館で子どもたちがアマモ移植のための苗を作るため、ペットボトルに種まきをしてくれました。このペットボトルは子どもたちが家庭の冷蔵庫で発芽させて後、水槽で苗に育てていきます。来年の春には移植することになります。
イシガニ。8月27日に野島で大量の殻が捨ててありました。誰かが取って食べたんでしょうね。ちょっと小さいので、漁師さんは、この季節にイシガニを獲ったら、タコを獲るときのエサに使っていたそうです。もっとも、タコもイシガニも多い時代だったのだと思いますが。
最近、イシガニが多いようなので、タコも増えてくれる良いですね。
東京湾でも横須賀の走水は本当にすばらしい海です。
たくさんの生物を観察することができます。身近にこんなにいい場所があることをもっとたくさんの人に知ってもらい、大切にしていって欲しいですね。
青森県が造成実験を行っているスガモ場です。
レッドデータブックにも掲載されている海草ですが、青森では白鳥のエサとしても有名です。
粉砕した貝殻を主体としたもので底質改善を行った場所で造成実験をしましたが、もうすでに青々としています。
今年度の横浜ベイサイドマリーナショップス&レストランツで行われた「きれいな海の絵コンテスト」のグランプリ作品です。
多くの子どもたちが海の景観の絵を書いてくれたのですが、唯一この作者は自分が海に入る絵を描いてくれました。東京湾をきれいで豊かな海にしたいという我々の活動の目標ですが、同時に、日常的に子どもたちが、そういう東京湾で遊んでいて欲しいという願いもあります。
自分が海の中に入ってくれた作者、この作者を通して後ろ側に美しく豊かな海が広がっています。海に入ったときに髪の毛が逆立っている様子や、スノーケルがちゃんと左側にあることなど、きっと海が好きなんだなということがよく解ります。
きっと、こういう子どもが、将来の東京湾を良くしていってくれるのではないかと期待したい気持ちでいっぱいです。
イカの産卵があるかと期待したのですが、見つかりませんでした。
野島では産卵にきているイカ自体を見かけているダイバーもいましたが・・・。
もう少し、人間が手を貸すと、本当にいい場所ができるのですが・・・。
少しずつでも継続的に積み重ねていきたいですね。
柴漁協会議室で、再生したアマモ場の状況についての報告会を行いました。
何と、50人もの参加者がありました。
今回はアマモ場の拡大している状況、そこの集まっている魚類の状況、東京湾で湧いているカレイの状況についての報告を行いました。
アマモも増えましたが、人も増えました。
だいぶひどい赤潮が続いていましたが、6月6日あたりから消えてきたようです。
沖合いはすっかりなくなっていたようですが、港内ではまだ少し残っているようです。
貧酸素の状態が厳しいのか、底魚も浮いてしまったようです。
7日に野島で潜水を行いましたが、10cmぐらいになったカレイが生き延びており、干潟や藻場の威力には改めて関心させられました。
大型水槽に移されたアマモの花枝。水をかけ流しで循環させ、エアレーションも行っています。もうしばらくすると、水槽の中では、邪魔になる生物を食べてもらうため、マダイの稚魚が放たれます。
底質は砂泥地の上にカキガラです。周りにはワカメもたくさん自生しています。
護岸際でありながらカキガラだったために、底質が安定して波の影響も緩和されたんでしょうね。
15日に野島でモニタリングを行いました。
工藤さんが、アマモ場にいる魚類の調査を行いましたが、別添の写真のとおり、カレイ、クロウシノシタ、メバル、アイナメ、ヨウジウオ、アナハゼなど数多くの魚がいました。今年度は毎月、こうしたモニタリングを行う予定です。
それにしてもアマモ場の生産力ってすごいですね。
タチアマモです。自然に発生したのですが、現在、これぐらいの群落が2箇所あります。
アマモの水槽展示はよくやっているのですが、1.5mほどの円筒水槽を使用しています。
タチアマモでやったら迫力あるだろうな!?
アメフラシがよじ登っています。葉っぱにくっついている藻類を食べてくれてるんですね。
一見して、こんな重そうな奴がぶる下がっているのに、なぜか葉が倒れないんですよ。
面白いですね。
奥の消波ブロックの下には、打ち寄せられた大量のアサリの貝殻があります。1月から2月にかけて、さらに浅くするため土砂が投入されましたが、良い感じで波の力で広がりつつあるようです。きちんとモニタリングすると順応的管理としても面白いのですが。
最近になって少なくなったのではと言われていたアサリですが、あるところにはまだあります。
アマモの保護のため、生物採取を制限するように、まもなく神奈川海区漁業調整委員会が規制をかけます。結果として生物がたくさん増え、漁師にとっても良い環境になると良いと思います。
播種した周辺での発芽も多数見られます。今年は、横浜でも盤洲でもアマモが拡大傾向を示しています。今年度の年間の気象・海象等の環境条件が東京湾にアマモ場を再生させるための基準として考えられるかも知れませんね。もちろんアロウアンスはあるのですが。
ワカメのめかぶです。1時間程度陰干しするとぬるぬるしなくなりますので、茎からメカブ部分を切り取り、細かく千切りにします。その後で熱湯を潜らせると、きれいな緑色に変わります。
冷水でさっと冷やしてから混ぜるとねばねば糸を引いてきますので、ポン酢などでおいしく食べられます。私は最近、そばに乗せて楽しんでいます。
17年度シート(Y)。大きなものでは25cm程度になっています。
天然アマモの群落の近くが生長も早いようです。海底に栄養があるから早いのか?それとも天然群落に負けないように早く伸びるのか?どうしてでしょうね。
17年度コロイダル(K)。コロイダルを点で生めているので、まとまって発芽しはじめるのがよく解ります。それにしても、今年度の種子は優秀ですね。管理がいいせいですよね。
たくさんの人が丹精こめて種子を採取しています。その思いが伝わっているのですよね。
海苔養殖も、人が海苔を育てると言うそうですが、アマモも人が育てるというのが、正しいかもしれません。
天皇皇后両陛下のお手渡しアマモが移植されたことを説明する看板が海の公園に立てられました。ちょうどアマモ場再生など自然再生に関する国際ワークショップが開催され、海外からのお客さんも見学にきました。
両陛下からのお手渡しアマモが移植されたことを説明する看板です。
第25回全国豊かな海づくり大会神奈川大会において、お手渡しがありました。
アマモ場の再生活動に参加している子どもたちがお手渡しを受けました。