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2011年4月10日 (日)

釜石湾漁業協同組合物資支援2

首都高速から東北自動車道に入った。横浜から湾岸線を通り、荒川沿いに北上する。考えてみれば、ここも被災地なのだ。知り合いの市川の海苔漁師も被災している。通り過ぎるのが申し訳ない気持ちでいっぱいになったが、考えてみれば、ここから釜石まで9時間、さらにその先までも永遠と被災地なのだ。膨大な量の被災者がいることを改めて実感せざるをえなかった。

警察署で緊急物資運搬の証明が取れれば、高速道路は無料になるそうだが、その証明をとるのに時間がかかるため、今回は証明を取らずに出発した。こうした対応もスムーズにできるようにならないものだろうか?帰りに分かったことだが、とりあえず物資輸送というと無料で通してくれるが、後日、証明書のコピーを送らなければ請求書が来るそうだ。不正を行う人がいる限り、こうした煩雑さが消えないのだろう。

東北自動車道に入る。ひっそりとどこも暗いのだが、ところどころで、光が強い区域がある。ラブホテル街だ。どうやらラブホテルは節電はしないらしい。う~ん?!

給油所はたいへんスムーズに入れる。一時期とは違い、列があるわけでもなく、緊急物資輸送者が優先されるわけでもなくなってきている。安心していいのか拍子抜けなのか、複雑な気分だった。

途中で長めの休憩に入った。あまり朝早く現地についても、現地の方々に迷惑がかかるだけだし、現地の状況も分からなかったので、手前の安心して休息できるようなSAを選んだ。気温は氷点下3度。現地に人たちは寒い思いをしているだろうなあと思うと、気が急いたが、我慢するしかなかった。

ところで今回の物資輸送をやってくれたトラックのドライバーの方は、南相馬の出身でご自身も被災者だったのだ。本人も物資輸送の仕事だとは知らずにきたそうだが、何か、申し訳ない気分がした。本人と話をすると自分は、ドライバーなのでいつでも必要物資を運べる。釜石の人たちのために物資を運ぶ仕事ができてうれしいとまで言ってくれた。何てやさしい人なのだろう。今回の支援物資運搬は、そうした善意の塊で出来ている。それを届けるのだから責任も重い。あらためて気を引き締めなおそうと思った。

前沢のSAで空が白み始めてきた。さあいよいよだ。(続)

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