シンポジウムのご案内3
第4回 羽田シンポジウム
「羽田空港周辺と東京湾の水環境~調査研究の中間成果報告~」
開催のお知らせ
■シンポジウムの目的
東京国際空港再拡張事業は、多摩川河口域に桟橋構造を含む大規模構造
物を建設するといった我が国に未だ例のない事業であり、予測し得なかった影響が
将来 生じる可能性を否定できません。そこで羽田周辺水域環境調査研究会では、
①多分野の統合的な調査研究により、未解明な部分の多い「陸域~河口域・浅
場・干潟域~湾域~外洋域」の連続した物質循環・生物過程を把握し、複雑な
環境下で成立している多摩川河口域の生態系の果たしている役割や維持機構を
解明すること、②多摩川河口域に埋立・桟橋組合わせ構造の滑走路を建設する
ことにより変化する可能性のある羽田周辺水域の物理・化学・生物的機構を把握
・解明すること、③調査研究から得られた知見を基に東京湾全体も視野に入れた
海域・河口域の環境保全再生の提言を行うこと、等を目的として調査研究に取り
組んでいます。今年度で第4回目を数える羽田シンポジウムは、去る10月21日の
新設滑走路の供用開始を機に、当研究会が様々な分野の研究者と行政、NPO
などと協働で調査研究を進めてきた成果を中間成果報告として皆様に紹介すると
共に、東京湾をフィールドとして水域環境調査を実施しているグループのポスターセッ
ションを行うものです。
■シンポジウムプログラム
1.名 称: 羽田周辺水域環境調査研究第4回シンポジウム
「羽田空港周辺と東京湾の水環境
~ 調査研究の中間成果報告 ~」
2.開 催 日: 平成22年12月12日(日)
3.会 場: 東京海洋大学 品川キャンパス 楽水会館
住所: 東京都港区港南 4-5-7
TEL:03-5463-0400 (代表)
4.主 催: 羽田周辺水域環境調査研究委員会
5.共 催: 財団法人港湾空間高度化環境研究センター
6.参加可能人数: 一般聴取100 名
7.プログラム:
(1)開会 10:00~10:10 (主催者挨拶)
(2)講演
午前の部 10:10 ~ 12:10
①八木 宏 (独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所
環境水理研究チーム長)
「東京湾・羽田周辺水域の流動構造」
②中川 康之(独立行政法人港湾空港技術研究所海洋・水工部
沿岸土砂管理研究チームリーダー)
「多摩川河口周辺域での地形・底質の変動特性について」
③小川 浩史(東京大学大気海洋研究所 准教授)
「水質・底質から見た東京湾・羽田周辺水域の貧酸素水塊の現状」
④二瓶 泰雄(東京理科大学 准教授)
「陸域から羽田周辺海域に運ばれる土砂・栄養塩・有機物」
午後の部 13:10 ~ 14:50
①河野 博(東京海洋大学 教授)
「多摩川河口域を魚類はどのように利用するか」
②風呂田利夫(東邦大学 教授)
「多摩川河口ベントス群集の特徴と東京湾ベントス多様性保全」
③鈴木 覚 (NPO法人海辺つくり研究会 理事)
「市民が調べた羽田周辺水域環境」
(3)東京湾をフィールドとして調査研究をしているグループのポスターセッション
15:00 ~ 16:30
(4)閉会 16:30
■参加申し込み方法
参加費は無料です。(先着100名)、
閉め切り:12月7日(火)
下記申し込み事項を記入の上、FAX又 はE-mail でお申し込み下さい。
定員になり次第締め切らせて頂きます。
FAX: 03-5408-8747
E-mail: haneda@wave.or.jp
申し込み事項: 申し込み 年月日
代表者名(ふりがな)
参加人数(代表者を含む)
所属団体・部署
住所:〒
電話番号、FAX、E-mail
代表者を除く参加者名(ふりがな)、
住所、所属団体部署
■問い合わせ先
(財)港湾空間高度化環境研究センター 第2調査研究部 中島
Tel: 03-5408-8298
E-mail:
nakashima-m@wave.or.jp
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