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2008年12月

2008年12月26日 (金)

アマモメッセンジャー

昨日、横浜でアマモ場の再生など、東京湾を生き物いっぱいの豊かな海にしようと活動している金沢小学校の生徒さんたちが、関東地方整備局副局長と港湾空港部長を訪ね、アマモの種子などを手渡し、活動発表をした後「東京湾を美しく豊かな海にしてください」という、子供たちによる政策提言を行いました。この様子は、本日の神奈川新聞に掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

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2008年12月25日 (木)

残念!

みなとみらいにある潮入りの池。夏には子どもたちが水に入り、魚たちと戯れ、楽しんでいる場所ですが、危険だということで立ち入り禁止になってしまいました。確かに、藻が生えるのですべって転んでしまうと危険です。でも、何か違わないかなあ。こういう自然と触れ合える場所でのケガって自己責任ですよね。やたらとクレーマーが多い世の中も変です。都会の中で自然と触れ合える数少ない場所でもあり、自然と触れ合えることで豊かな感性も危険との対処の仕方も学んでいけるはずです。確かにすべらない工夫や、水を流す時間帯の工夫などやれることはいっぱいありそうなのですが・・・。ちょっと残念ですね。

もう少し考えていただきたいものです。

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メリークリスマス

光のイルミネーションもいいのですが、たまには海の中を覗き込んでみませんか?

日本丸のドックの中には、この季節にしてはめずらしく30cmぐらいのサヨリがむれで泳いでいますよ!

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お台場の海苔づくり

今年で4年目になるお台場での海苔づくりですが、今年から地域の方々が主役として加わり、また新たに港陽小学校を中心とする地域参加型の海苔のふるさとづくりという視点で開始するようになりました。海苔と子供たちが中心でできるコミュニティーっていいですよね。地元の海が好きな人たちが増えてくれることを願っています。

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第二回環東京湾忘年会

東京湾沿岸で活動する仲間たちが集まって、忘年会をやっています。今年で2年目。中には、山形県酒田から、これだけのために上京する方もいます。楽しかったなあ。また、東京湾のためにみんなでがんばろうっていう勇気が湧いてきます。来年もがんばろっと!主催をしてくれた館山海辺の鑑定団の竹内さん、ありがとうございました。

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汽車道のアマモ

汽車道のアマモですが、さすがに海底がカキガラだらけだと、繁殖するのが難しいようです。多様な生物にとって良い海中とは、どんな海中なんでしょうね。その場その場の、「・・・らしさ」って考えなければいけませんよね。

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野島のアマモ(12月)

野島のアマモ場です。冬になり、魚たちは深場へ下りたのか、数は少なくなっていますが、それでもまだまだ種類は見られます。ヒメイカがけっこう多かったのが印象的でした。

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ここ数年高値になっているナマコも冬になり、多くなってきています。

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水温が下がり、海藻も元気がでてきました。漁師さんのワカメの養殖も順調だそうです。

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ところで、アカニシってアマモの枯葉を食べるんですね。

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2008年12月19日 (金)

夢ワカメの点検

「tenken1.pdf」をダウンロード

夢ワカメ、順調に生育しているようです。これからが楽しみであり、心配であり・・・。大きく育ってほしいです。

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1年のふりかえり会

1年を振り返る大反省会をやりました。いろいろなことがあり楽しい年だったと思います。来年も良い年になるといいですね。

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1年のふりかえり会

1年を振り返っての大反省会をやりました。楽しい1年でした。来年も良い年になるといいですね。

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2008年12月17日 (水)

江戸前ハゼ復活プロジェクト

標記の研究会が発足しました。私たちの会では、多摩川河口で行われている空港拡張事業の環境調査に合わせ、誰でもができる市民環境調査の一環として、ハゼを釣りながら水質調査を行い、周辺の環境の動向を調査しようという試みをやっていますが、これに合わせ東京港内でも手法を同じく、同日に釣り調査を行い、広く状況を共有しようということでやっているものです。誰でも楽しめるハゼ釣りですが、近年、海の環境の悪化から、その釣れ方が思わしくありません。数も少なく、サイズも小さくなってきています。特に、貧酸素の問題、生息空間の減少問題、産卵場所の減少問題など、課題は山積していますが、これをみんなで調査しながら、対策を考えていこうという研究プロジェクトで、たいへん、面白い議論が重ねられています。東京湾がいつまでも、身近に楽しめる海であってほしいですね。

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感謝とお礼

大分は別府市の方から、「どんこ」を送っていただきました。これって焼いて食べると実においしいんですよ。ありがとうございました。大感謝です。18日に事務所で研究会の忘年会をやりますが、会員の皆さんと一緒に食べさせていただこうと思います。

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2008年12月15日 (月)

都市型干潟の賢い使い方研究チーム

横浜港湾空港儀実調査事務所に今年できた階段型干潟のモニタリングを毎月1回やっています。耕す区域と何もしない区域を決め、生物の出現のようすを観察しています。毎回、いろいろな発見があって実に面白いです。できる限り誰でも出来る方法でということにしていますが、干潟を耕す一番いい方法は、やはりアサリ漁師がいることだということに気がつかされます。古くから盤洲では干潟を耕すことを「どったり」と呼んで行われてきたのですが、漁師は大切なことをよーく知ってたんですね。

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2008年12月10日 (水)

横浜技調のアマモ

横浜技調に移植・播種したアマモの観察に行ってきました。いい具合に分枝が始まっていました。播種したアマモの発芽はこれからですが、1本だけ発芽しているものがありました。フレリトゲアメフラシがやたらにたくさん、クロサギの幼魚もやたらにたくさんいました。

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東扇島に海苔網設置

東扇島に新しくできた浜辺に、海苔網が設置されました。川崎海苔の歴史保存会の人たちの悲願でしたが、盤州里海の会の協力で、実現しました。川崎の子供たちが楽しみながら学んで行ってくれたらいいですね。それにしても、この季節ですから、潮が引くのは夜です。盤洲のかたがたの、仕事はさすがにプロとしか言いようがありません。夜が明けた今日も見に行ってきましたが、クログロとした海苔がいいぐあいに波にたなびいていました。

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2008年12月 8日 (月)

月刊ダイバー1月号

今ちょうど発売になる月刊ダイバー1月号に、横浜で再生したアマモ場の潜水観察会のようすが掲載されています。今年で2年目です。よろしかったら買って読んでみてください。ダイバーの力って大きいんです。定期的に潜水して写真をデータとして積み重ね、それを公開していけば、環境の保全再生にものすごく役に立ちますし、アマモの移植やモニタリングだってダイバーの力がないとできないんです。全国で、自然再生をやろうとしている人たちが皆、ダイバーの仲間を増やしたいと念願しています。ぜひ、地域の活動に力を発揮していただければと思います。

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地方の方から頂いたお土産

全国アマモサミットで参加した仲間から図鑑などの土産をいただきました。うれしかったです。ありがとうございました。目を通しましたが、使い勝手の良いすばらしいものでした。

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海の公園のアマモ場

海の公園で、今年はアサリが少ないっていう話をずいぶんと聞きました。全国的にあさりが取れなくなってきているので心配していたのですが、ようやく小型のものが湧き始めたようです。来春が楽しみです。こうやって書きますと、違法にあさりを採ろうとする人たちが、どっと増え、たちどころにアマモを掘り起こすなどの節操のないことが始まります。残念ながら、まだ小さいですよ~。それに全国的に少なくなってきているので、横浜の海域をぼろぼろにしてしまうようなことがあれば、湾内全滅になりかねません。いつまでもあさりが採れるように厳に謹んでいただきたいと思います。アマモがあるからアサリが増えるんですよ!

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全国アマモサミット2008報告

全国アマモサミットが終了しました。参加者の皆様、パネリストの皆様、すばらしい進行をしていただいたNHKの與芝様、スタッフとして活躍していただいた皆様、本当にお疲れ様でした。楽しい議論ができてよかったですね。私自身はあまりお役に立てませんでしたが、長期間にわたり、綿密な準備を進めていただいた林先生をはじめ古川さん、工藤さん、神奈川県の皆さん、神奈川新聞社の皆さん、本当にありがとうございました。  参加者のかたがたと個別にお話を聞くと、連携という以前に、自然再生での仲間づくりや、団体間でなかなか仲良くできないなどのことで苦しんでいるということが、よくわかりました。  子どもたちの発表には、いつも感動させられます。いつもアマモの活動に参加してくれている「夏みかん」さんの発表もすばらしかったですし、それぞれの学校がさすがだなあと思わせるものでした。知事との対談で緊張しながらも、りっぱに務めてくれた森人くんも良かったし。ところで、木更津市立金田小学校の皆さんの意見文はすごかったです。子どもに意見される前に、大人ももっとがんばらないといけないですね。こうやって考えると、自然を再生していくために、自戒しながら大人になってやっていくような精神性も必要なようです。 地方から来ていただいた方々にいただいた図鑑などのおみやげは、本当にうれしかったです。三重県の方にいただいた図鑑は、身近で非常に使い勝手が良いものでした。お礼を言いたいのですが、連絡先が解りません。このブログを見たら、ぜひ連絡をください。お待ちしています。 松沢知事も、東京湾の自然再生のシンボルとして建造を企画している打瀬舟の応援をしてくれそうです。楽しみです。 昨日の最終日、見学者のかたがたには、海の公園のアマモ場で曳き網調査体験をしていただきました。 皆さんが帰った後に、網を洗っていたらアイゴの幼魚がひっかかっていました。この季節にです。東京湾も、もっといろいろに考えながらがんばっていかないといけないですね。 岡山県では高級魚としてアイゴは食べるそうです。今度、食べ方を教わらないといけないかもしれませんね。 Pc070017_3 Pc060011_2

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2008年12月 4日 (木)

きんのり丸の新海苔

水温が高いため、いつまでできなかった盤洲の新海苔が生産開始になり、やっと届きました。う~ん、おしかった。酒田の遊佐米の新米とのコラボも最高でした。新海苔と新米で呑む酒というのもいいものです。森も里も川も海も、豊かな自然を守っていかなければいけないですね。

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2008年12月 3日 (水)

訳あってちょっと箱根へ

箱根へ行ってきました。温泉とお勉強!

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2008年12月 1日 (月)

羽田周辺水域環境調査研究第2回シンポジウム「東京湾の今~多摩川河口域の生態系を知ろう」

羽田周辺水域の環境調査第2回シンポジウムが行われ、当会からも鈴木覚さんが発表を行いました。鈴木さん「suzukikouen.doc」をダウンロード の講演予稿集を添付しますので、よろしかったらご覧ください。

全講演内容は、横浜港湾空港技術調査事務所のホームページでいずれアップされると思います。

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夢ワカメ・ワークショップ

今年も夢ワカメ・ワークショップが始まりました。参加者総数252名。スタッフ数50名と大所帯でのイベントとなりましたが、無事、設置も終わり成長を見守っていくことになります。回収は1月24日です。参加者の皆さん、お待ちしています。お弁当、お椀と箸、ワカメ持ち帰り用の大ビニール袋を忘れずに、あたたかい恰好でお越しください。

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汽車道でアマモ実験

かつて汽車道脇で横浜市がシーブルー事業(海を美しくしようとする試み)を実施し、私が市民活動を行うきっかけともなった場所ですが、このたび、横浜市港湾局と国土交通省横浜港湾空港技術調査事務所との3者協働で、アマモの移植実験が開始されました。粘土による種子の播種、栄養株の粘土法による移植の二通りの方法で実施しています。思った以上にカキガラが多く、アマモにとっては厳しい環境かもしれませんが、成長を見守りたいと思います。桜木町駅を下車し、日本丸脇から新港埠頭(ナビオス)に向けて海の中に道がありますが、その道の途中、最初の橋を渡り、左側の見ていくと木がありますが、ちょうどその前あたりです。通りかかった方は覘いてみてください。

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海の公園のアサリ

今年、海の公園をはじめ付近では、例年になくアサリが少なく心配していたのですが、だいぶ増えてきました。水深でDL0mから-0.5m付近では、歩くとギシギシ音がするくらいいます。来年が楽しみですね。

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